利点の多いStudioテンプレート

Webサイトをゼロからデザインするのは、初心者にとって大きなハードルです。レイアウトを考え、配色を決め、フォントを選び、さらに全体の構成まで整理しなければなりません。こうした作業は時間も労力もかかり、「どこから手をつけていいかわからない」と感じる人も少なくないと思います。

そんなときに役立つのが Studioのテンプレートです。あらかじめデザインやレイアウトが整えられた「ひな形」が多数登録されています。ユーザーはその土台に沿ってテキストや画像を差し替えるだけで、Webサイトを短時間で作り上げることができます。

Studioでは、公式サイトの「STUDIO Store」https://studio.design/ja/storeからテンプレートを選ぶことが可能です。無料のテンプレートはもちろん、デザイン性や業種特化型の有料テンプレートも多数そろっており、飲食店、宿泊施設、ポートフォリオなど、用途に合わせて選択できます。購入したテンプレートは新規プロジェクトとしてすぐに利用でき、面倒な設定も不要です。

テンプレートを使用する際の注意点

ただし注意点もあります。有料テンプレートは購入後の返金ができず、既存プロジェクトに後から適用することもできません。また、テンプレートを使うからといって全く手を加えなくてよいわけではなく、ブランドカラーや写真を差し替えて自分仕様にする作業は必要です。

テンプレートを使うメリット・デメリット

Webサイトを作るとき、多くの人が悩むのが 「テンプレートを使うか、それともゼロからオリジナルデザインを作るか」 という選択です。Studioはどちらのアプローチも可能なため、用途や状況によって正しい判断をすることが重要です。ここでは、それぞれのメリット・デメリットを整理し、どんな人にどちらが向いているのかをまとめます。

メリット

  • 制作スピードが圧倒的に早い

  • デザイン品質が担保されている(厳正な審査を通過したプロが作成したテンプレを活用できる)

  • 構成・導線があらかじめ整理されているため、初心者でも迷わない

  • 費用を抑えられる(有料テンプレでもオリジナル制作より安価)

デメリット

  • デザインやレイアウトの自由度は制限される

  • 他ユーザーと似たデザインになるリスクがある

  • カスタマイズを加えすぎると「オリジナル制作」と同じくらいの労力になる

オリジナルデザインで作るメリット・デメリット

メリット

  • デザインや機能を自由に決められる

  • ブランドに合わせた独自性を最大限表現できる

  • 他のサイトと差別化しやすい

デメリット

  • 制作に時間がかかる(数週間〜数か月単位)

  • デザインスキルが必要になる

  • 制作費用が高額になりやすい

上記のようにそれぞれメリット・デメリットがありますので検討して適切な判断をする必要があります。

また弊事務所でもStudio用のテンプレートを開発・登録予定です(現在まさに進行中!)登録が完了しましたらこちらのブログにてお知らせいたします。